今日を高木の日とする。

Twitterでは字数が足りないことを中心に、自分語りでもしようかなと思ってます。もし記事を読んで役者としての僕に興味を持っていただければ幸いです。

『KILA』終演しました

どうも!お久しぶりです!
チョコレートキャッスル隔月ワンビル公演11月公演『KILA』先日無事に終演致しました!!

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ご来場、応援、本当にありがとうございました。
終演後にお声をかけていただいたり、今回は物販販売も行い、役者人生初のブロマイドまで販売させていただきました。
僕たちのお芝居そのものが、なにか形としてお持ち帰りいただけることが新鮮です。

伴城冥一郎という男を演じました。国を想い、家族を失い、力を求めた男です。少しだけ役の説明をあらすじ風に!!

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無力だった青年期を呪い、彼は年を経て権力と地位を手にしました。

そして見つかった新たな資源キラファルト。万能であり唯一無二の資源。権力を持った男は、キラファルトに目をつけ、国興しを目指します。

全ては百鬼の黒い雲を晴らすため、国の誇りの回復のため、そして大切な家族を奪われた復讐のために。
百鬼の地は百鬼の民が守らなくてはいけない。そしていつかは、百鬼の黒い雨を止めるために。

百の鬼と書くこの地で、伴城冥一郎もまた鬼にならざるを得ませんでした。

こんな感じです。なんかかっこいいですよね、ダークヒーローっぽい。
この役の魅力は、手段を選ばない強さと、垣間見える愚かさ、そう、簡単に言うと伴城は愚か者なんです。

キラファルトのプロモーション、実用化のため、親友の連綿日之丸を監禁し研究に縛り付けたり、アイドルをプロデュースし始めたり。

行動力の化身です。自分が思い付く行動は絶対に実行しちゃうし、その時の彼は誰よりも楽しそうでもありました。

盛者必衰の理。監禁していた親友の日之丸には家族がいました。日之丸の娘達は父親のために各自奮闘します。最終的には親友の娘達に野望を砕かれるわけです。

伴城は若くして家族を奪われました。力を得て、二度と同じ犠牲が出ないために頑張るつもりが、気づけば親友を家族から奪ってしまっていた。

哀れ、力を求めた愚者の野望は打ち破られることになった。鬼はいつでも退治されるものです。鬼にならざるを得なかった過去を持つ者でも。


つらつら色々と書きましたが、物語としてはハッピーエンド!家族はしっかり元に戻りました、帰るべき場所に帰れること、この上ないハッピーエンドです。

伴城はあの後どうなったの?との声が多そうですが、まったく心配なんてないです。行動力の鬼、転んでもただじゃ起きない男です。

もしこれを読んでお芝居の内容をまた想いだして頂けたり、僕が演じた男を少しでも好きになっていただけたらこの上ない幸せです。

予定は未定ですが、僕はまた必ず、舞台に立ちます。
次はどんな舞台に、役に会えるのかわかりませんが、ワクワクですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
必ずや、またお会いしましょう!

伴城冥一郎役 高木亮