当然、塩のかけ方はアレ
お久しぶりです!役者の高木です。
皆様元気してますか。暑くなってきたし、いろいろ毎日忙しい日々だと思います。疲れ切らない程度に、試練は乗り越えていきましょ。
気まぐれなタイミングでしか更新できてないけど、ブログは継続しています。
最近ね、次のお芝居の顔合わせしてきました!!
そして届いた次回の招待状!!
なかなかに珍しい感じしますよね。もちろん内容も少し珍しいの。興味のある方はほんとに気軽に連絡くださいね。
僕の役についてもどこまで言っていいかわからないけど、なんか、「高木ついにこういう役まで回ってきたか」って感じもあります。もしかしたら、見聞色の覇気並に勘の良い方は、招待状からどんな役か予想できちゃうかもしれません。
最近の世の中は物騒だったり、お芝居の世界でも、世知辛い話が回ってきます。
わかる。基本世知辛いもの。大変なことが多いし、今こうしてるうちにも大なり小なり皆エグめの試練と戦ってる気がするんです。
お芝居観てもらってる間は、忘れさせれたらいいなぁ。欲張るならば、観た後、もう一度現実の試練と戦うための力を与えれたらと思います。
本当にありがたいことに、今年はお芝居のお仕事に恵まれています。まずは7月、そして8月。
いつも応援していただきありがとうございます。僕は依然、お芝居をやる上での目標は変わりません。
「観てくれた人を日常から非日常へ。」それができるなら、その為の試練や世知辛さを、僕が全部喰らおうと思います。
なんて思っても、やはり観に来てくださる方がいてやっと呼吸のできる存在です!!
見守ってください。応援してください。
舞台、観に来てください!
では、今日もお疲れ様でした。
大丈夫、小劇場界の不死鳥は今日も、茹でたスパゲッティに塩をかけて食べています。
↓舞台のご予約はこちらか、僕に連絡を!
[高木亮扱い 予約フォーム]
https://t.co/bQkm0k7yJ6
怪しめな映画オファーの話
こんばんは。役者の高木です。
今日のブログは、少し楽しい話じゃないかもです。ただ、SNSを使ってる人にとっては、役者であるかないかに関わらず、ありそうな話なのかなとも思います。
TwitterのDMで映画のオファーが来ました。
いやー嬉しい。僕みたいな言わば野良犬みてーな役者には、オファーが来ることほどありがたいことはありません。
でも、端的に言うと少しだけ怪しかった。
まず始めにDMが来たんですね。「映画出ませんか?」という。「今日飲みに行く?」ぐらいの文で。
いやまず、誰かわからないとなんとも
なにやらハートフルなお話らしい。企画書みたいなののスクショが送られてきました。
すっっごい好待遇だった、多分このお仕事を受けて、その報酬もらったらまず僕はニトリに行く。それで高めの家具を5点くらい買えるんだ。まず机だな。家にあるダンボール全部捨ててやるんだ。
やっときたぜ高木、果報は寝て待つもんだ。いきなり映画デビューだよ。向こうの感じもすごい良くて、どうしてもあなたと映画が作りたいと。しかも
「主人公の親友ポジです。メインキャストです。」
待て待て待て、すげーよ。急に映画出演かと思ったらNARUTOのサスケポジだった。良くてシカマルポジだと思ってた。
こりゃ受けるしかねぇと思った途端
「役作りのための合宿ワークショップがあります。参加費が○○万円です。衣装制作の都合上、今日明日までに振り込んでほしいです。」
おー、すごいな。多分、映像だとこんなこともあるんかもな。でも、ちょっと今日明日までにこの大金は無理やな。相手の顔も名前も知らんし。とりあえず一回会わせてもらうか。でも東京おらんかもしれんし、とりあえず電話させてもらおかな。
「山奥にいるため、電波が悪く電話ができません。信じてください!」
あれ、なにがあった。山奥からすげえキャスティングのDM送ってたのか。
ちょい怪しいし、何よりすぐ払える大金なんて持ってないな。すみません、合宿ワークショップの費用がすぐには払えないです。
「明日までに払っていただかないと衣装制作が間に合わないです。分割でもだめですか?」
………。
どんな衣装!?企画書みる限り、多分みんな私服みたいな衣装じゃない!?高円寺のモードオフ行けば揃うって、なんなら買って行く!
みたいなのがあって、それでもう、あ、これはあかんな。お金振り込んだらその後音沙汰なしになるパターンやなと。もしそうじゃなかったとして
知らない人、知らない団体に○○万円払えないなと。
オファーそのものは嬉しいものです。ただ↑に書きすぎるとどうも個人情報的なとこにまで触れそうなので外すけど、より怪しいポイントはあといくつかありました。
別にね、これがすっげえ悪質なやつだと言うわけじゃないんですが、役者も、オファーに対してはわりかし誠実に向き合ってると思うのです。
企画書とか内容が好きくなかったら断る、とかもしないし。呼ばれたものはもちろん嬉しい。ただシンプルに、順序がどうもおかしいオファーには警戒心を抱くのも当然なのです。
ネットで調べれば、TwitterのDMを使ったいくつかの悪い大人達もいるみたいです。
もちろん、オファーの大半がとても誠実なもので、いつも非常に助かっているし、誠実に向き合いたいと思います。
ただただ、僕みたいな野良俳優は世の中に何人もいると思います。なにか悪い大人の手によって損する俳優が出ないことを、祈るばかりです。
ナエトル選ぶ奴なんなん?
平成最後の、ブログ更新になるかもしれません。
変わりますもんね、そろそろ。
本題に入る前に、天ノ川最前線『薄布』ご来場ありがとうございました。今でも皆様の感想ひとつひとつが私の光です。
撮影:猪俣大輝さま
元号って永遠に変わらないものだと思ってました。生まれてから一回も変わったことなかったので。
そろそろ変わるよーって聞いたときも「あ、変わるんだ、へえー」とか思いました。
そんな感じで、なんか、変わるものってそん時にならないとわかんないもんだなと思います。
幼稚園児時代のことは覚えてないけど、小学生の頃も、一生小学生だと思ってた。
最近の僕の生活も、小学生の頃から考えると随分変わりつつあります。職業として俳優を選択し、一人暮らしなんて始めちゃったり。極めて個人的で大きな「変化」なんです。
でも、僕からしたら自動的に平成から令和になるように、生きてるだけで「変化」なんて次々来るみたいです。だったら願わくば、変化と共に進化したい。
まだまだ歩き始めたばっかですが、後ろ振り返ってみると、マサラタウンからは随分離れて来ちゃったなーとか思います。そろそろポッチャマもポッタイシくらいに進化してくれてもいいんじゃないかなとか。まだ経験値が足りないかな。
とにもかくにも、平成終わりますが、日頃僕の舞台を観に来ていただいたり、気にかけていただき、本当にありがとうございます。
節目の挨拶でした。そしてここからは令和の話です。
次回の舞台、決まりました!!
Twitterでは既に宣伝させていただきました、ここで詳しい宣伝をさせてください。
おそらく令和一発目、攻めに攻めた舞台に高木が立ちます。
うん、どういうお芝居なんだろう。ちょっとだけ危険な匂いすらするってところでしょうか。
今回のお芝居は「タブー」をひとつのテーマにしているそうな。史上最高にネタバレNG、観に来てのお楽しみ。
あらら、どうも閉鎖的なことするのねと思いますが、来てくれたお客様と僕達だけの秘密ってものができると思うと、少々わくわくしています。
簡単に言うと、変わったお芝居、と思います。今まで出ていたお芝居との変化。これを通してどこまで進化できるか、ポッチャマはポッタイシになれるのか、見ていてください。
僕は★!シンデレラverのみの出演です!
ご予約はこちら!もしくは僕にどんな手段でも平気ですので、連絡くださったら、チケットをお取りします!
https://www.quartet-online.net/ticket/m?m=0mbgffb
さぁ、秘密を共有しましょうか。
【公演情報詳細】
Cooch Secret V.I.P Theatre 「M」
■スケジュール
2019年7月12日(金)~7月15日(月祝)
7/12:19:30(★)
7/13:15:00(★) / 19:30(◇)
7/14:13:00(◇)/ 17:30(★)
7/15:13:00(★) / 17:30(◇)
★・・・シンデレラver
◇・・・白雪姫Ver
■チケット種類
祝新年号プレミアム:4800円 (5/31まで)
プレミアムチケット:6000円
通常前売:4500円
通常当日:4800円
プレミアム特典:良席保証・非売品特性パンフレット・ランダムポラ1枚
※祝新年号プレミアム・プレミアムチケットについては振込・クレジットのみ対応。
※受付・会場は45分前を予定。
※プレミアムチケットより入場。
※当日清算のお客様は、開演5分前までにお越しいただけない場合、お席がご用意できない場合があります。
■支払い方法
当日清算・振込:カルテットオンライン
クレジット決済:TIGET
■劇場
新宿シアターブラッツ
東京都新宿区新宿1-34-16 清水ビルB1
東京メトロ丸ノ内線 新宿御剣前駅より徒歩3分
都営地下鉄新宿線 新宿3丁目駅より徒歩5分
JR新宿駅・西武新宿駅より徒歩15分
http://u0u0.net/RQxK
■特設サイトURL
https://secretcooch.com/
■公演宣伝動画URL
https://youtu.be/Zll4_Z97ECA
■お問い合わせ
クーチ公演問い合わせ窓口下記メールまでご連絡ください。
ticket.coo.ch@gmail.com
だから俺はベストを着るよ
今の家がサンリオピューロランドから近いから電車に乗るとよく、サンリオの世界から飛び出してきたみたいなファッションの女の子をよく見かける。
めちゃくちゃいいなぁって思う。そういうファッションが好みとか、そういうことを言いたいわけじゃなくて。
好きな服着るって案外むずいような気がして。
人を見かけで判断しちゃいけないって、ちっちゃい頃から習うからほんとは着てる服なんて関係ないはずなんだけど。実際そんなことない、見慣れないファッションの人がいたらぱっと見ちゃうし。
別にそんな社会には反対だとか、個性を大事にしような、みたいな話でもないの。
シンプルに、好きなファッションできる人が好きって話。身の回りにもオシャレっていうか服が好きな友達がいるけど、そんな人達は会う度に楽しみになる。なに着てくんだろって。
中学生の頃、初めてPSP買って、友達と半端ない時間やってたゲーム「モンスターハンター」
なんか一人〜四人ででっかい怪物倒すゲームなんだけど、すごい当時ハマってて。
個人的な面白いとこというか、ゲームの醍醐味なんだけど、武器、選べるのね。
ある奴はでっかい剣振り回してたり、またある奴は細長い日本刀とか、中には遠くから攻撃できる弓みたいなのを好んでた奴もいた。
なんかそれが楽しくて、遊ぶ度に「あ、こいつと遊ぶとあの武器背負ってくるな」みたいな。
使ってる人口が多い武器を好んで使うやつもいたし、まったく使ってる人みたことないような難しいやつを好んで使うやつもいた。
使ってる武器がかぶったらかぶったで、オッケーみたいな。
とにかくなんかみんな、自分が選んだやつに愛着持ち始めるみたいな感じだったのね。中には全種類まんべんなく使いこなすっていうやつもいたけど。だから一人よりも何人かで遊ぶほうが楽しかった。
自分と他人のファッションの違いとかも、そんな感じでいきたい。当然自分の好みの服装には男女かかわらず「いいね」って言いたいし言うけど、それよりも、その人がその人の趣味とかなにか自分の意思で選んで着てきたものに対して、好みを超えて「イカすね」って言えるメンタルを持ってたいなと思う。
とはいえ電車の中で知らない人に「イカしたファッションすね」とか言われたら普通に恐怖。心の中のいいねボタンを、連打だ。
終演『廻盗インフェリチタ』
お疲れ様です!まだ寒い日々ですね!
高木亮です。
演劇企画ヱウレーカ『廻盗インフェリチタ』
全ステージが無事に終演しました!
そこでひとつ
長くなるかもしれませんが、ここはどうか、今回の公演について語らせていただきたく思います。
ご興味のある方、お付き合いください。
役者の高木として、現在思うことの全て、かもしれません。
twitterでもいくつか振り返りのツイートをしていますが、ここ何日間の僕は本当に幸せな役者であると自負します。
お芝居って、当たり前ですがその瞬間だけのものです。幕が上がって始まり、閉じると終わり。
そして、役は幕が上がって初めて命が宿るものだと、僕は思います。当然稽古の段階から僕の中に少しづつ育っていくように、花山院黒白はいました。でもまだお客様に見てもらっていない段階なので、あくまで僕の中のみ(また他の共演者や演出家の中のみ)の存在、みたいなものだったのです。
そんな役も、幕が上がり皆様に観ていただくことで皆様の中でも命として動き、僕の中にいた役は皆様の中でも命として存在することができると思うのです。
幕が閉じるまでは。
言葉にするのも少し怖いですが、幕が閉じ、観てくれた方がその内容をもし全部忘れてしまったりしたなら、その役は閉幕と同時に命を失い、また役は僕の中のみの存在に逆戻り、だと思います。
ええ、役者としてなんとも寂しくこわいことを言ってる気がします。
だけど、もしも、観てくれた方が覚えていてくれたなら。心の片隅にでも役の居場所をくれたなら、その役の命は永遠です。
僕にとって、それはなんとも嬉しいことです。役者冥利につきる、なんて言葉もあるくらい。目標にしていきたいと思います。
もちろん、ずっと覚えておいてくれなんてことをお願いするつもりはないんです。僕も、観たお芝居をずっと記憶なんてきっとできない。
だから少しでも長く
花山院黒白が皆様の中でいつものように飄々と、雲や風が動くように自由に生き、純粋な子供のような好奇心と、周りを困らせる軽口と共にあることを願っていました。
本当にありがたい話です。本編が終わってから何日か経っていても、『廻盗インフェリチタ』のお話を耳にします。twitterでも、人づてにでも。
僕が演じた男は、まだ観てくれた方の中にいるのだと、実感しました。
以上が、幸せな役者としての自覚を持つ理由です。
ただとにかく、楽しんでいただけたなら嬉しい。そして、物語の中の人物を少しでも長く覚えていてくださったなら、それに勝る報酬なんてありません。
それにしても、すっごい楽しかったな
以上が一人の役者として、舞台を見に来てくれた方への感謝です。一緒に作品を完成させてくれてありがとう。
皆様の中にいる、『廻盗インフェリチタ』の人物が、あなたの助けになりますように。
以下は、あまり伝えきれていなかった、作品を一緒に作った人達への感謝みたいなものを。ひとつの作品の区切りとして、お付き合いくださいね。
ただただ、ありがとう。ヱウレーカ
花山院黒白という役を僕にくれてありがとう。それに尽きる。
劇団として、あんまり深く素性をしらない男に大切な大切な役、それも主演を渡すのはほとんど賭けじゃないでしょうか。僕は演出家でも脚本家でもなければ、劇団を束ねる主宰でもないから詳しい気持ちはわかりませんが、誰かに自分の生み出した役を渡す、ということの重みはわかっているつもりです。
人一倍、物語の人物を大切にする劇団に貰えたこの役だからこそ、楽しかった。
共演者の方々へ、世話になりました。
同じ舞台に立ち、同じ世界に生きた共演者の方々へも感謝が尽きない、と思います。
僕の持論として、僕の中の信頼は、皆で手を繋いで円になってお互いを見ることではなく、皆で円になって背を向けあってお互いの背中を預けることだと考えています。
その感覚、本番期間中にずっと感じていました。背中を守ってくれてありがとう。って感じです。
皆をまとめて頼りになる主演、なんてものにでもなってやろうかとか考えてましたが、個性的すぎるこのメンバーでは無理でした。だったらいっそ、自由にやってみようと。
それが吉と出たかは今でもわかりませんが、とにかく楽しかった。
また必ず、ラーメンにも、お酒にも付き合ってくださいね。
さァ行こう華子クン!
今回のテーマは怪盗バディもの。今までの僕の役者活動では経験したことがなかった、相棒役がいました。
不幸怪盗である花山院黒白の助手、山田華子です。
めっちゃ助かったなぁ。なんか、ちっこい女の子がわちゃわちゃしながら着いてきたり叱ったり核心を突いたりしてるんです。
動いているものを見るのは楽しい。山田華子はいつも見ていて楽しかった。
花山院黒白という人物を形成する際、間違いなく大きな支点となりました。
バディ、ですから。相方にとっての僕も似たような存在であれたら、嬉しいことです。
また、必ずお会いしましょう皆様!
不幸は道標。幸せはきっとその先へ。
知りたい知りたい吸い込み止まぬ。
好奇心の塊のような男、花山院の目から見た世界、帝都は輝いていました。
不幸も幸せも、好奇心のレンズを通して見れば尊い。
これから私達の身に降りかかるどんなことも、そんな好奇心と共に愛していけたらと思います。
ただ無理はなさらぬよう。自分一人じゃどう頑張ってもどうもならない時も必ずあります。
でも大丈夫。そんな時はまた必ずや不幸怪盗が……
この先は、言うまでもないようですね。
不幸怪盗として
皆様、今日もお疲れ様でした。
日々大変なことも多いでしょうが、無理はなさらずに。
さて、今日も今日とて、『廻盗インフェリチタ』稽古でした。
不幸だなんてものがテーマになっております。
どうも触れづらいテーマといいますか、答えには個人差があります。
いまブログを書いているのは、間違いなく役者の高木亮として。僕個人の視点から、少し幸福とか不幸について。
僕は自分を不幸と思うことなく今まで生きてこれました。ありがたい限りです。幸運とも言える。
二十年と二年しか生きていない若輩ですが、本当に幸せな生活です。なにより楽しい。
お芝居に出会えたこと、お芝居をする時間を作れること。まさしく今の状態が幸福と言えます。
ならば、お芝居を出来なくなってしまえば不幸かと言われると、そうでもない気もします。
実際そうなってないから確実ではないですが。
僕はなにより、お芝居をやっている自分が好きなのだ、と思っています。
そして僕は、自分のことを好きでいられる状態を幸せと認識しているのかもしれません。
本当にシンプルに言うと、僕の幸福や不幸の考え方は以上です。自分のことを好きでいてあげれたら、幸福。自分のことさえ嫌いになってしまえば、不幸であると。
今回僕が演じる役は不幸怪盗。
僕以外の人間にとって、不幸ってものはどんな味でしょうか。
どれくらいの位置にあり、どんな姿をしているのか。
知りたいことと知らなければいけないことが多い。
不幸の香りがする方へ、盗むは不幸、忍び込むは決して易しくはない心の扉。
不幸怪盗として。
でもでも、決して難しいお話ではないと思うのです。『廻盗インフェリチタ』とにかく観てくださった方に楽しんでいただきたい。それは役者の高木亮としてだけでなく、不幸怪盗としても同じくです。
なぜなら観てくれた人に楽しんでいただくことは、私達にとっても幸福であり、劇の間だけでも、夢中になっていただけたら、それは不幸を盗み出すことと同じ、なのですから。
ご予約、日程等、ツイートに書いてありますので、ぜひ、ご参照ください。
2019年
あけまして、おめでとうございます!!!
今年もよろしくお願いいたします!
高木です。素敵なお正月、いや、素敵じゃなくてもいい、ゆっくり休めるお正月を皆様が過ごしていることを願います。
さて、僕にとっては今年は節目ってところで、ブログに少々書き連ねてみました。
今年の高木をとにかく観ていてほしい。その願いを込めて。
今まで生きてきて、既にいくつかの節目がありました。幼少期に兵庫県から東京に来る時、高校受験、大学受験、何年か毎に節目ってものを味わいました。
またやってきました、節目です。
2019年、うまくいけば大学を卒業し、一人の社会人ってことになります。
その後はどうなるのでしょう。
役者としてやっていきます。
大学に入って、それまで少し興味を持っていたお芝居を始めました。気付けばこんなところまで来ていた感覚です。
大学生活のお芝居はほんとーに楽しかった。今でも僕の人生で一番楽しいのはお芝居です。正直に言って、お芝居より楽しいことを見つければ、お芝居は辞めてしまうかもしれません。
でもまだ見つからないんです。それでは辞めることはできない。入るべきではなかった深みまで入っているのかもしれません。
お芝居を続けていくことを勧めない人も多くいるし、僕にもその考えも気持ちもわかります。
でも続けていこうかな。と思います。
今まで僕には得意なことがなかった。シンプルに勉強もできないし運動もできない。典型的なのび太君でした。
当然のび太君のままでは生きづらい。ですが、のび太君にも射撃っていう特技があるんです。
僕にとってのそれがお芝居だったのかもしれません。人前でなにかする、声を出す。曲がりなりにも僕の特技だと胸を張って言いたいところです。
今年はとにかくそれを認めてもらうために。少しでも多くの方に観ていただきたい。
僕は今もお芝居が楽しい。今年の目標は、そんな僕よりも、僕を観てくれた方に楽しんでほしい。それに尽きます。
少々大げさな話っぽいですが、楽しみにしていて下さい。精一杯、観てくれた方を楽しませてみせます。
必ずまた、舞台でお会いしましょう。
高木 亮