『カラ』を終えて
どうも、またしてもお久しぶりです。
役者の高木です。
最近、またひとつの舞台を終えました。
天ノ川最前線『カラ』
おそらくこのブログを覗いてくださっている方の中に、観ていただけた方もいるかもしれません。
多くの方のご来場、本当に感謝です。
そしてあんな大舞台に立てたこともなかなかに誇らしく思います。
うん、変わった形の舞台。
自分で言うことじゃないけど、様々な若者の挑戦の塊みたいな作品になってたと思います。
個人的にほんとに楽しかった。舞台に立つことの気持ちよさというか、なにかしら僕の初心に帰ることもできた気がするし、自分が得意とするものは何かとか、また新しい扉も見えた気がします。
そして、それらも全て観てくださる方がいてこそです。稽古場と本番では状況も何もかも変わるので。いい演技って呼ばれるものはきっと稽古場では出ません。本番でこそ完成すると思います。それだけ観てくださる方の出す力はすごい。
まだまだ若造、お芝居の勉強と修行こそしたいものの、舞台には本能で立ってようかなと思います。
特に今回のお芝居で僕を初めて知って下さった方も多いと思います。ぜひぜひ、僕のことと、天ノ川最前線『カラ』を長く記憶に留めていただければ幸いです。
僕達役者は作品の記憶の中に存在します。作品が強く残れば僕達も残るし、また僕達役者が強く記憶に残れば、作品全体も残ります。
もし、僕を見て、アベシンノゾウという役を思いだし『カラ』という作品を思いだしていただけたなら、役者としての僕のお仕事は達成できたのだと思います。
また必ずお会いさせてください。いつかどこかの作品の中で。