初胸焼け
お久しぶりです。しばらくバタバタしててブログを書いていませんでした。
最近、初めて胸焼けになりました。言葉はよく聞くけどまさかこんなに辛いものと思ってなかったです。
とにかく物が食べれない飲めない。こういう系の体調不良ってきついです。
昔も自転車で大ゴケして口の中傷だらけになってしばらくご飯食べれなかったことがあります。
普段どんだけ楽しんで食事してるかを思い知らされるくらいにはへこみます。
やっと少しずつマシになってきたので、ブログに手をつけました。
昔はならなかった症状に、年と共になる頻度が多くなると恐怖を感じます。だから皆食べすぎとか飲み過ぎを気にするのね。初めて知った。
今日も舞台の稽古だったのですが、終始胸焼けと戦ってました。だいぶ反省です。
稽古場にずっと胸焼けしてる男いたら嫌だもんな。演技中も、あ、こいつ今食道荒れてんだなって思うもん。内臓がズタズタなのをほんとは隠したかったけど、なんだかんだ優しい皆だから先にカミングアウトしてしまいます。
甘えてはいけない、早く健康体で演技をしなければ。そしたら多分、あ、こいつ今健康体だなって思われるから。
それはそれで恥ずかしい。
治ったらとりあえず餃子とビールいきたい。
『MONO MOON』を観て
今日は初めて、観劇の感想をブログで書いてみようかなと思います。
荻窪小劇場にて、teamザイロコーパ『MONO MOON』
というお芝居を観てきました。
宇宙飛行士を名乗る男の話。変わり者でしたが、好きな事、宇宙について語るときの彼はまさしくホンモノ。
人を惹き付けるなにかがある人っているものだと思います。今回のお話の男はまさしくそんな感じ。
それでも、どんな人間もマイナスの感情を持ってるわけで、常に温厚で笑顔の彼だって色々抱えて悩むわけです。
あらすじ紹介もしたいところですが、どうもまとまりきらない気がしますので、よりまとまりきらない今の考えを書いてみます。
環境に恵まれてても、そうでなくても、間違いなく誰もが何かで悩むものなんだって思いました。物語の主人公は悩むものです。悩んだ結果とかその過程がそのままお話になる。
舞台で見た男は、その結果として今いる場所ではないどこか遠くへ行くことを選択します。
うーん、どうだろうなと観たときは思いました。遠くへ行くことで楽になるのかと。誰だって自分がいない場所へ行くことはできないんじゃないかと。
お芝居を観る側のわがままというか、主人公に立ちはだかる困難は見事に打ち砕いてくれるものだって思い込んでいました。
でも、そうじゃなかったと思います。遠くへ行くことはその瞬間で見れば逃げに近いかもしれませんが、長い目で見ればただの移動。悩みに対する結果とはまだまだ言えなかった。
お芝居の最後、男は長く歩いた結果きっと自分がずっと行きたかったとこまで帰ってこれたんだと思います。
ちょっとポエミーですが、周回軌道上にいればどれだけぐるぐる歩き回っても同じところにたどり着けるものです。
そんなことを観て思いました。他にも具体的にお芝居として良かったところ、いっぱいあります。
でもそれ以上に僕が今日観れたのは、一人の男の足跡でした。
試験から試練へ
はーテストが終わりました。四年なのにそんなテスト苦戦する?って思うかもしれません。ツケですツケ。
今まで自分勝手に突っ走ってきた分、ツケが回ってきたってところです。この三週間、随分な試練だったように感じます。
でも、きっともっと大変で命懸けで辛い試練はこれから先にあるんだと思ってます。
成績だとかテストとか、それに一喜一憂できる今はまだ楽なんだと。
でも、きっとなんとかなるんです。ここまで無傷でこれたわけじゃありませんが。
ちゃらくてグダクダで楽しい大学生活、その中でも全部投げ出したいことや自分だめだなと思うときもありました。それでも今随分と元気でやれてるので。過去の自分に感謝ってところです。
楽観的な考えですが、これから先で遇う困難には、これから先の自分になんとかしてもらうしかないんだなと思います。だからとりあえず、今日頑張った自分はお疲れ様、休んで良し。
明日からの自分もどうかギリギリでも頑張ってもらえるように願ってます。夏休みは次回出演舞台の稽古で大忙しだと思うので。
根拠もなにもありませんが、やや自分にとっての修練の匂いがします。
応援してます。明日の僕。
ギャートルズみたことない
お久しぶりです。最近は大学の試験でどうもバタバタしておりました。高木です。ちょっとだけ試験勉強に間ができたので、とりとめもない思いで話でも書かせてください。
小学校の時、学習発表会とかいうイベント事がありました。学年事に合唱なり演劇なり作って保護者に見せるやつです。
僕が小学校三年か二年か四年か、記憶はほんとに曖昧なんですが、僕のクラスは演劇をやることになりました。いま思うと人生で二回目とかの舞台です。人生初舞台は幼稚園の発表会『大きなカブ』おじいさん役でした。
演目は当時の担任の先生が決めてくれて
『人間になりたがった猫』をやることになりました。
猫ちゃんが人間になっちゃってなんやかんやあって友情の大事さを知る完璧なハートフルストーリー。
子供心ながらにそのお話の綺麗さというか、温かさみたいなのが気に入ってた覚えがあります。
学年別の出し物だったので、もちろんメインの役は大オーディションバトル。当時の僕は、主人公の猫ちゃんが人間になってからの初めての友達にしてめちゃくちゃいい奴、ちょっとお茶目な相棒みたいなキャラの役がやりたかった。
でも小学生ってそういう役けっこうみんな好きなんですね。オーディションには落ちちゃって、僕の役はただの町の肉屋になりました。
セリフはたしか「うちの肉が一番だい!」みたいなのの一言だった。めっさ悔しかったのか配役決めてからの練習時間のほとんどはいじけてました。
そもそも肉屋がどんな感じで話に絡んでたのかも覚えてません。セリフから察するに、さぞ自己主張が強い肉屋だったんだと思います。
たしか片手には調理済みの肉みたいな小道具もってた。なんか典型的な骨付き肉。生肉じゃないのよ、ギャートルズが食べてるみたいな奴ね。いや、肉屋がもう焼いてある肉片手に持ってなにしてんだ。売れ。
そんな片手に肉持った男が話のメインに食い込むのは難しかった。メインどころか相棒キャラも無理。やっぱ肉持っちゃうとキャラがね、9割食いしん坊だもんね。
でもやっぱりその時からお芝居の雰囲気そのものが楽しくて、本番では渾身の肉屋を演じました。セリフ一言だけど声だけは一番大きく出そうと。
我ながら、なーんかかわいいエピソードだけど、ほんとに悔しかったんだろうなぁ。
でもね昔の僕、きっとそのお話に肉屋は必要だったんだよ。人間になりたがった猫ちゃんはお前のこと覚えてなくても、俺は覚えてるから。みんなの前ではいじけてみせてたけど、影でその一言のセリフを練習しまくってた悲しき肉屋を俺は忘れないから……
そんな感じで、また試験の勉強に戻ります。ありがとうございました。
忍び寄る影
どもども、高木です。銀髪で失礼。やや日が空いてですが、多摩演劇研究会、夏の本公演を終えることができました。気にかけてくださった方、足を運んで下さった方、ありがとうございました。
今回演じたのは影。文字どおり、一人の男に存在する影を演じました。単なる裏の人格ではなかったのが非常に難しかった。初の人外役。演技をする上で、衣装やメイクを作る上で目指したのも影そのもの。暗く、不定形で、どこか不思議で、なによりずっとついてまわるもの。
できるだけ動きも立ち方すらも人間離れさせたかった。そのために最も必要だと思ったことが力を抜くことと堂々とすることでした。影という役を美しく見せたかったし、なにより迷いがある動きは人間臭いと思ったので。それが非常に苦戦しましたが!
この役はやっぱり楽しくて、なんというか、四年間多摩劇でやってこなかったら得ることはできなかった役だなと思っております。
もちろん、役を与えてくれたのは脚本演出。本当にありがとう。そして、こういった役を挑めるようになった自分にもありがとう。これから先、どんな役でも任せてもらえるように頑張っていこう。
書きたいことは山ほどあるのですが、あまり長くなりすぎても仕方ない。また後日のブログでも今回の舞台については触れるかもしれません。その時は僕の思出話としてお付きあいくださいね。
ひとまず、ここにまたひとつの多摩劇公演が終演したことをご報告いたします。多摩劇は進化している集団です。僕が卒業してもそれは変わらない。のでこれからもぜひ、応援をお願いいたします。
大人げなく真ん中取っちゃいました。影としての大きな反省点としては、少々活き活きしすぎましたかね。まだまだ青二才ということで、ご勘弁を。
ありがとうございました。
目指すはイタチ
今日も稽古でした。気付けばあと一週間でタマゲキ夏公演が本番です。
これも舞台に立つ度に思うし言ってることですが、早い。
今日気付いたことなのですが、最近自分はカカシ先生気取ってるなと。NARUTOの。カカシ先生は主人公達を優しく見守る強くてクールなキャラです。(ワンピースでいうとシャンクス。ハンターハンターでいうとカイト、ヒロアカでいうとあのなんか相手の能力消す先生、リボーンでいうとリボーン。D.Gray-manでいうとクロス元帥ポジ)
そろそろ多摩劇でも四年だし座組も後輩ばっかだし、これはもう僕はカカシ先生ポジしかないと。どれどれ、優しく見守っちゃおうかななんて思ってたわけです。
完全に考えが甘かった。
そもそもいまの自分がカカシ先生程の活躍ができてるかどうかなんてわかりません。なんならイルカ先生レベルの活躍もできてないかもしれないのに、どうも自分のサークルに戻ると調子に乗りがちです。
仮に僕がカカシ先生クラスの実力を持ってたとしても、油断はできません。カカシ先生は最終的には教え子達が強くなりすぎて自身の強さがあんまり目立たなくなります。
いやその現象、既に起きはじめてるから。あれ?皆こんなに良かったっけ?基礎修行を頑張ってしてたあの小さく可愛いナルト達はどこだ?みたいな。
もう勝手に師匠ポジ気取るのはやめよう。後から恥ずかしい。あんな余裕こいてたカカシ先生、最後の方ずっと救護されてるから。ナルトの成長を見て微笑みながら「大したやつだ…」しか言わなくなるから。
これからはライバルポジで行きたいです。でもさすがに先輩なのは先輩だから、日向ネジくらい。調度よく高めあいたい。
あ、でも日向ネジ10何巻かでナルトに負けるわ
多摩演劇研究会 夏公演
劇団アインザッツ
『黒い尾まがり猫のレゾナンス』
7/4 開場 17:15 開演 17:45
7/6 開場 17:15 開演 17:45
7/7 開場 15:00 開演 15:30
法政大学多摩キャンパス
eggドーム五階ホール
雨を克服した男
昔から雨が本当に嫌いでした。濡れるのは全く構わないのですが、極度の天然パーマなので。生き物の如くうねります。中学生くらいの頃からヘアアイロンとかいう武器を手に毎朝前髪を痛め付け続けてました。
そのヘアアイロンを持ってしても、雨と風に晒されれば瞬く間に元通りです。結論からいうと今はそこまで気にすることもなくなったのですが、当時はそれがほんとに嫌だったんだと思います。
中学生の頃、好きな女の子と隣の席だった時、雨が降ってくるくるの髪で学校に行くのが嫌すぎて母と揉めに揉めたことがあるくらいです。
あの時は申し訳なかった。
ですがそれでも持って生まれた物は持って生きてくしかない。今はむしろ面白い物を持ってるな自分とか思ったりしてます。時々持てあましますが。そうやって色々受け入れて行くのが成長だと思いました。天然パーマで良かった自分。雨とか天気とか、どうにもならないことで大事な一日を無駄にするのはやめよう。天パでも俺は俺だよ。
天パじゃなかったらモテてたけどな